calendar

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

月齢

        

latest entries

        

categories

archives

1/3 フェリーで読書ざんまい

Img_489510日間の北海道遠征を無事に終了し、帰還のフェリーの上でこの記事を書いている。ニセコを早朝に出発し、小樽で新潟行のフェリーに乗った。日本海は高気圧に覆われ、穏やかな船旅である。フェリーの旅は暇だ。昼間からビールを飲み、本を読んでまったりできる。今回の北海道遠征を振り返る。暖冬の影響は北海道でも顕著だった。いつもなら吹雪の日が何日かは必ずあって、北海道の冬山の厳しさを思い知らされるのだが、今回はそんな日は一日もなかった。それどころか旭岳で雨まで降ったのだ。地元の人に聞いても、今年は雪が少ないらしい。 でもいい旅だった。予定していた山には全部行くことができた。奥さんが一緒だったので、車中泊は最小限にして宿に泊ることが多かった。どの宿でものんびりできた。いろいろな温泉につかることもできた。北海道の広々とした風景を堪能した。驚いたのは通信環境のよさだ。宿泊したほとんどの宿でLANが使え、ブログの更新も簡単にできた。時代も変わったものである。そしてどの宿でも気持ちのよい人たちに出会えた。
ブログのサブタイトルに「書物の旅」と謳っているにもかかわらず、本についての記事が一本もない。で、今日のお題目はフェリーの中で読んだ本の感想だ。最初に読んだ本は『凍れるいのち』(川嶋康男著、柏櫓舎)、45年前に10人の犠牲者をだした北海道学芸大函館分校山岳部の遭難事故がテーマである。初めて旭岳温泉に行った時、冬山のど素人であるにもかかわらず、好天に恵まれ厳冬期の旭岳に奥さんと登ることができた。しかし、ひとたび天気が崩れると鍛えぬいた岳人でさえひとたまりもないということを再認識した。冬山をなめてはいけません。 2冊目は『北海道雪山ガイド』(北海道の山メーリングリスト編、北海道新聞社)。札幌の秀岳荘で購入した。北海道の雪山のガイドブックで、山スキーで登れる山が扱われている。アイゼン・ピッケルが必要な本格的な山は除外されているが、私たちのような冬山のど素人にはちょうどいい。こんな本を読んでいると、また北海道に行きたくなってしまう。 することもなく3冊目に突入。『山里にダムがくる』(管 聖子著、山と渓谷社)。日本各地のダム建設計画地を訪ね、失われていく山里の生活をルポしたノンフィクションである。日本の山や自然が大好きな私は、日本の国土はどうなってしまうだろうかと危惧してしまう。美しい自然や山里の生活をダム建設でことごとく破壊するやり方は、日本の伝統や自然を愛する心を育てるべきだという政府の主張とは矛盾するんじゃないか。土建国家ニッポン、やっぱり銭で動いていくのでしょうか。便利さばかりを求める自分自身の生活を反省させられた。

コメント
コメントする