calendar

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

月齢

        

latest entries

        

categories

archives

久々の映画

Woodjob_2

このところ仕事が忙しく、ブログの更新をさぼっていた。久しぶりの報告になる。

もう3週間も前の話。週末の土日、仕事がらみの研修会があり奥琵琶湖に行けなかった。2日間の研修を終えてから、気分転換に奥さんと映画を見に行くことにした。

映画を見るのが好きだった。映画そのものより、映画館で過ごす日常生活とは違った時間が好きだったのかもしれない。よく足を運んだのは、大阪や神戸の名画座で、一度に2、3本連続で映画を見たりした。

そんな名画座も一つずつ姿を消し、自分も映画館に足を運ぶことも少なくなった。仕事や外遊びが忙しくなったせいもある。とにかくここ10年ほどは、奥さんに誘われて映画に行くくらいで、映画館に行く回数はめっきり減っていた。

週末山暮らしを始めてからは一度も映画に行っていない。朝から晩まで作業の連続で映画に行く暇もない。それに近くには映画館もなく、京都か大津まで出るしかなかった。山小屋にはテレビすらないので、レンタルDVDで映画を楽しむこともない。

奥琵琶湖に行けなかったその週末は映画に出かけるよい機会になった。電車の広告で『ウッドジョブ』という映画があるのを知ったていた。林業研修を志願した都会の青年が研修先の山村で引き起こすどたばたのストーリーである。自分の週末山暮らしと通じるところがありそうだ。

日曜の夕方、2日間の研修を終えてから、奥さんと三宮で待ち合わせをした。映画は夜9時スタートのレイトショーなので、チケットを購入してから奥さんと軽い食事。眠くなるのでビールは飲まないでおく。奥さんと映画に行くのも久しぶりだ。

ストーリー自体は荒唐無稽でたわいのないものだが、けっこう楽しめた。エンターテイメント映画に多くを求めてはいけない。それでも山仕事の雰囲気や山村の暮らしなどは十分に伝わってきた。大きな木をチェーンソーで伐採する場面、木に登って枝打ちをするシーンなどは自分でも可笑しなくらい真剣に見てしまった。

映画の中で主人公の元彼女が所属するスローライフ研究会とやらが山村を訪ねてくる。都会人の身勝手な振るまいに主人公が激怒して追い返す。自分もどちらかと言えば都会に暮らし、週末だけの山暮らしだ。本当のところ、山暮らしについて何ひとつわかっていない。山暮らしの真似事をしているだけだ。

でも1年近く週末山暮らしを続けてみて、山暮らしは朝から晩まで作業の連続、スローではなくかなりのビジーライフなんだということがよくわかった。まだ生活基盤が整っていないせいもある。倒木一本の処理でさえやたらと時間がかかる。危険を伴う作業も多い。

山暮らしに何かよいことがあるんだろうか?まだよくわからない。ただ、汗まみれ、泥まみれになって一日の作業を終え、風呂でさっぱりした後に飲むビールのうまさ。自分の体をフルに動かして得られる充実感、こういったことが今のところ自分にとっての山暮らしだ。

そんなのは本当の山暮らしじゃないよと言われたらその通りだと思う。山小屋が建ってから毎週のように通い続けてはいるが、都会人のお遊びみたいなもので、見えない部分もいっぱいある。映画『ウッドジョブ』は少し離れたところから山小屋での生活を見直すひとつの機会になった。


コメント
コメントする