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8/1 一年ぶりの室津(兵庫)

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カヤックのホームゲレンデ室津を久しぶりに漕いだ。奥琵琶湖に小屋を建ててからとんとご無沙汰だった。

金曜日、休みを取って早朝に室津に向かう。どんより曇っていつ降り出すかわからないような天気だ。平日なので通勤ラッシュにつかまってしまった。それでも1時間ほどで室津のある御津海岸に着いた。いつもの大浦海岸でカフナを組み立てる。一年ぶりだったが何も変わっていない。

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アクロスのツアーに参加されるという大阪のご夫婦が浜に来られた。お話を伺うとフォールディングカヤックの購入を考えているということだ。カヤックの構造などを説明しながらカフナを組み立てる。そのうちアクロスの阪井さんも到着されたので、挨拶をして近況報告をした。

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さらに顔見知りの岡山のカヤッカーもやってきた。夏休みのせいか平日というのに賑わっている。9時過ぎに一人で漕ぎ出した。牡蠣筏の間を縫うように進む。久しぶりに室津を漕いでいるということを実感する。湾を出ると少しざわついていた。風速4m程度の南東の風だ。さて、どこに向かうか。

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いつもの練習コースを漕ぐことにした。波に煽られながら地ノ唐荷島に向かって漕ぐ。大型のクレーン船が沖合を西へと向かっている。地ノ唐荷島にちょこっと上陸。島から御津海岸やその背後の山並みを眺め、変わらぬ様子に何故かほっとする。

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中ノ唐荷島の西側をかすめ、奥ノ唐荷島に到達。夏なのに空気が澄んでいて家島がすぐ近くに見える。このまま漕いでいけそうな感じだ。奥ノ唐荷島からは西に進路を取り、相生湾の入口にある君島を目指して漕ぐ。斜め後ろからの潮波に乗って進んだ。この海に育ててもらったことを感謝しながら漕いだ。

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君島でおにぎりの昼食休憩。静かな時間を過ごす。カヤックを始めたころ、怖くて大浦の湾内から一歩も出られなかった。少し慣れてきた頃、沖合の無人島を三角形に結んで漕ぐ練習をした。怖々ではあったが、いろいろな風や潮の向きの中で漕ぐことを経験できた。自宅から65kmほど、1時間たらずの距離なので足しげく通った。文字通りホームゲレンデだったのだ。

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君島から大浦の海岸に向かって漕ぐ。帰りは向い風、向い潮でスピードは出ない。それもまた楽しい。赤松鼻を越え、11時半ごろ大浦へと戻った。約2時間半のお散歩カヤックだった。アクロスの阪井さんたちはまだツアーに出かけたままだ。船体布を乾かす間、大浦で練習していた岡山のカヤッカーと立ち話を楽しむ。

12時過ぎに自宅に向けて出発。1年ぶりの室津だったが、やっぱり良いカヤックフィールドだと再認識。


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