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NZのクラブスキー場を訪ねて3

夜はロッジの2階のバーで、ビールを飲んだり、本を読んだりしてゆっくりと過ごした。ロッジは国道からかなり離れた山の中にあり、出かけるような場所もないのである。他の宿泊者たちも会話を楽しんだり、カードゲームをしたりとそれぞれにくつろいでいる。どの人が客で、どの人がスタッフなのかよくわからない。

翌日は、冬はカナダのスキー場でパトロールをしているというスタッフがスキーのインストラクションをしてくれた。といっても滑り方を教えてくれるのではなく、いろいろなコースを案内してくれるのである。急な斜面を滑り下で待っているとき、奥さんが上部で転倒して滑落したことがあった。ストックを弾き飛ばされ、頭を下にしてかなりのスピードで滑り落ちてきた。一緒にインストラクションを受けていたオーストラリア人の年配スノーボーダーが体当たりして滑落を止めてくれた。

ロープトゥや硬い斜面には悩まされたが、次第にクラブスキー場での生活にも慣れてきた。料理の手伝いや掃除なども要領がわかってきて、楽しくなってきた。他の宿泊者とも会話も楽しめるようになってきた。NZ北島から毎年来ているというテレマーカーのグループ、穏やかな年配の山スキーヤー、オーストラリアから来たスノーボーダー、若いフランス人のカップル、みんなスキーやボードが大好きな気さくな人たちだった。

嵐の夜、大雪が降った。初めてのパウダー。どこから集まったのか、大勢のスキーヤーがリフトに並んでいる。これまで、広い山を滑っていたのはせいぜい20人くらいのスキーヤーやボーダーだけだったのに。ランチハットから見ていると、稜線ではスタッフがアバランチ・コントロールのために、クーロワールの雪を落としている。その作業が一段落して、バックボウルがオープンした。一斉にスキーヤーが飛び込んでいった。

私たちのインストラクターも張りきっていろいろな場所に連れて行ってくれる。やや重めのパウダーだったが、久しぶりに楽しめた。午後には、陽射しとシュプールで斜面はグサグサになってしまったので、つかの間の幸福ではあったがもう満足だった。スキーよりも何よりも、このクラブスキー場での一週間は今まで経験したことがない旅、NZのスキー文化に触れた心に残る旅になった。


コメント
新企画、面白くなってきました。続きを楽しみにしています。
海外でスキーしたのはもう20年以上前のカナダウィスラー&ブラッコムだけなんですが、NZも楽しそうですね。インフィールドの中野さんも華族で最近行かれたそうです。

末筆ながら、早速拙ブログのURLリンクを書き換えて下さってありがとうございました!
>やまねこさん

ご無沙汰しております。

週末山暮らしを始めてから、なかなか旅に出れないでいます。ココログのブログも10年目になり、ちょっとマンネリ気味でした。あと1年ちょっとで奥琵琶湖への完全移住の予定で、今後は奥琵琶湖をベースにした活動を模索していきたいと考えております。そんなこともあって思い切って新ブログに移行しました。

関西に来られることがあれば、気軽に小屋に立ち寄ってくださいね。
  • ts
  • 2016/07/02 6:38 PM
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