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3/28 樹氷の山、森吉山(秋田)

秋田に着いて最初に向かったのはいつもの森吉山だ。ガスの晴れ間からみえた樹氷群の美しさは格別だった。森吉山のBCガイドの福士さんと偶然の再会ができた。

秋田で行きたい場所がいくつかあった。フェリーで天気予報を見ながら、どこにしようか悩んだ。森吉山の登山口、阿仁スキー場のサイトを見ると、なんと前々日の26日に営業終了になっている。事前の調査不足だ。

だがサイトをさらに調べると、樹氷見物のための雪上車が運行されるようだ。森吉山に登ることにした。早朝、秋田港から阿仁スキー場に車を走らせる。阿仁が近づくと雪が降り始めた。

スキー場に着き、出発の準備をした。一台の見覚えのある車がやって来た。いつもお世話になっている森吉山バックカントリーガイドの福士さんだった。この日はスノーシューのお客さんのガイドだそうだ。

朝一便の雪上車の客は福士さんのチームと私たち夫婦の二組だけ。福士さんに雪の状態などを聞くことができた。雪上車は樹氷群の手前まで上がった。しかしガスで何にも見えない。

とりあえず外輪山まで上がってみることにした。樹氷群の迷路を抜けるとルートの目印の赤旗があった。赤旗を辿りながら、なんとか外輪山までたどり着く。ガスで何も見えない。

しばらく様子見をする。風が強く、寒い。ちょっと広くなっている台地を三角形に動き回る。じっとしていると寒くて仕方がないのだ。福士さんとお客さんが登ってきて、近くを通過していく。

ガスで視界がない中でも森吉山を知り尽くした福士さんは何の迷いもなく、外輪山の内側へと下降していく。そうこうしているうちにガスが一部切れて視界が広がった。外輪山の内側には、気持ち良さそうなスロープが見える。

福士さんのトレースを追うようにスロープに滑り込んだ。重く湿った雪だった。転ばないのが背一杯。ボトム近くで福士さんに追いつく。福士さんたちは山頂には行かず、阿仁避難小屋の方に行くということだ。

私たちもこの辺りで遊ぶことにした。ウロコ板で外輪山まで登り返し、山頂とは反対側の森吉神社避難小屋に向かう。尾根上の雪面はガリガリで、神社は氷の鎧をつけていた。スキー場への下降地点 まで登り返し、スキー場トップまで滑り降りた。

無人のゲレンデをスキー場のボトムまで滑った。正午過ぎ、スキー場を後にする。福士さんと出会わなければ、行動不能だった。ただただ感謝。午後は大館に車を走らせる。秋田犬記念館を訪ねるのだ。

犬を飼いたいが、悲しいことに居住しているマンションはペット禁止なのだ。滋賀の山小屋に住むようになれば遠慮なく犬が飼える。秋田犬には興味があった。あの忠犬ハチ公も秋田犬なのだ。

記念館には秋田犬が飼われていた。静かで冷静沈着、人に媚びることもない。海外でも人気だそうだ。ああ、いつか秋田犬と暮らしたい。でも山小屋で飼ったり、カヌー犬として育てるにはちょっと大きすぎるかもしれない。

夕方、比内の温泉で汗を流し、近くの道の駅で車中泊をした。夜中に車の近くで何やら人の気配がする。ドアを開けると警察官だった。県外ナンバーで怪しまれたみたいだ。免許証に提示を求められた。それはいいのだが深夜に眠りを妨げるのは勘弁してほしい。

波乱含みのみちのく春旅の出だしだった。翌日の天候も不安定な予報で、これから先どうなるのか見当もつかない。それでも旅は続く。


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