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朽木三昧のGW

このGW、迷ったあげく天気や奥さんの都合で遠くへの旅を断念。その代わりに近場の朽木の山歩きを楽しんだ。

5/4 サケビ越(滋賀)

朽木で遊ぶならこれまで歩いたことのない山に行こうと思った。登山地図を眺めながら行先を検討する。初日はトチノキの巨樹を訪ねてサケビ越を探索することにした。針畑川と北川を繋ぐ古い峠越えの道だ。北川沿いの道路を走る。上村の集落を過ぎ、道路が大きく屈曲する場所が雲洞谷(うとだに)の登山口だ。朽木山行会の道標があった。

いきなり川の渡渉からスタート。水量が少ないので登山靴を脱ぎ、裸足で浅いところを渡った。荒れた沢沿いの踏み跡を辿る。沢が狭くなると大きなトチノキが何本もあった。沢をさらに詰めていく。沢沿いの山道はかなり崩れて頼りなくなっている。やがて道は沢を離れ、植林の中うねうねと登っていく。峠らしき場所に出たが、道標もない。さらに道形を辿っていくと、本物のサケビ峠に着いた。

針畑川沿いの集落へと続く道を確認してから、さけび山(正座峰)への尾根を辿った。20分ほどで山頂。展望もなく、ぱっとしない山頂だった。さて、ここからどうする?峠には戻らず、北の707ピークへの尾根を進んだ。早谷に降りて、出発地点に戻りたかったのだ。尾根を辿っていくと作業道に出た。そのまま作業道を歩いた。作業道はやがて尾根の下りになる。九十九折りの荒れた作業道を下降した。

作業道は尾根を外れ、小さな沢沿いに続いていた。やがて早谷沿いの林道にたどり着く。さらに林道を下っていくと朽木麻生近くの北川沿いの道路に出た。ここから30分ほどの車道歩きで車を停めていた場所に戻った。誰にも会うことのない静かな山歩きだった。トチノキの巨樹を見ることもできたし、いつか忘れ去れてしまう古い道を歩けたのが良かった。

 

5/5 高島トレイル、岩谷峠(滋賀)

この日は高島トレイルの歩いたことのない区間、三国峠から岩谷峠の間を歩いた。2日続けて北川沿いの道路を走り、朽木生杉の山帰来という施設に向かう。ここ車を停めさせてもらい、高島トレイルを歩くのだ。生杉のブナ原生林までは車道歩き。ブナ原生林の急な道を登り、そのまま三国峠へと向かう。

峠の手前で中高年登山者のグループと出会った。先行させてもらい、三国峠のピーク。峠という名前でも小さなピークだ。登ってきた道を少し戻り、地蔵峠に続く高島トレイルに入った。20年ほど前は京都大学芦生演習林の中を歩いて地蔵峠まで歩けたのだが、今は立ち入り禁止になっている。

地蔵峠までは最初こそ気持ちの良い尾根上を歩けたが、やがて小さなアップダウンを繰り返す山道になった。展望もなく、あまり楽しくない。思っていたより時間がかかって演習林へのゲートのある地蔵峠に着いた。ここから先、岩谷峠までも歩いたことのないトレイルだ。展望のない尾根を途中のピーク、カベヨシ818まで歩いた。

尾根の分岐が複雑で、しかも展望のない樹林の尾根道。トレイルの道標がなければ迷いそうなところだ。シャクナゲの花咲く尾根を岩谷峠まで進んだ。トクワカソウの群落もあった。峠には道標があり、保谷へと下る支尾根の山道を下った。やがて保谷の林道に合流。林道を歩き、朽木古谷の集落に着く。ここから生杉の駐車場所までは車道歩きだ。のどかな山里の景色を楽しみながら生杉に戻った。

展望もなく、ぱっとしない山歩きだった。でも自分の歩いたことのない未踏の区間を歩くことができたので満足しなくては。

 

5/7 駒ヶ越(滋賀)

前日は雨。電車で奥さんと一緒に入院している父親の見舞いに行った。奥さんはそのまま神戸の家に戻り、自分は山小屋に戻った。この日はまずまずの天気、一人で朽木駒ケ岳のブナ林を訪ねる。風が強かった。

朽木駒ヶ岳はいろいろな季節に歩いている。ブナ林の美しいお気に入りの山なのだ。軽トラで登山口に向かいながら、どのコースを歩こうか考える。池原山経由の山道を登ろうと思った。ここ10年以上使ったことがなかった。

登山口の足谷口に軽トラを停め、杉植林の中の急傾斜の山道を登る。傾斜が緩んできて、しばらくで池原山だ。高島トレイルの分岐点までは作業道を絡めながら歩く。なんか味気ない。高島トレイルの分岐点からしばらくトレイル上を進めば、気持ちのよいブナ林だ。池を過ぎるとわずかで焼尾谷からの登山道の分岐。ここから山頂まで新緑のブナ林が続く。

駒ヶ越、そして福井側から登ってくる登山道の分岐を過ぎて、駒ヶ岳の山頂に着いた。ここまで誰にも会わなかった。静かな山頂でランチタイム。ふと足元を見るとコガラが傍にやってきた。子どもなのか人間に対して警戒心がない。傍らに置いていたザックのベルトにぶら下がったりして遊んでいる。和ませてくれた。

どこを下ろうか考えるていると、人の声がして登山者がやってきた。20人ほどの大集団で、急に騒がしくなる。若狭側から登って来られたようだ。今では道形もなくなっている駒ヶ越の古い道を下れるだろうか考える。ロープもないし、無理して遭難でもしたら迷惑をかけることになる。無難な与助谷山からの尾根を下ろうと、いったんはトレイルを北へと向かって歩き始めた。

少し進んだところで、駒ヶ越周辺を偵察だけでもしておきたいと思い直し、後戻りする。駒ヶ越から朽木側を覗く。細く急な尾根が谷のほうに降りている。木があるのでなんとか下降できそうだ。木にしがみつきながら慎重に下った。谷の二股にたどり着いた。

地形図を見ると大きな滝はなさそうだ。そのまま谷の中を下る。やがて谷は広くなり、大きな炭焼き釜の跡を過ぎると南尾根に続く山道と合流した。ここからは慣れ親しんだ道。焼尾谷沿いを歩いて木地山の集落に着いた。軽トラを停めた足谷口までは地形図片手に冬の登路を探しながら車道を歩いて戻った。

このGW、遠出はできなかったが、朽木の気になっていた場所を歩け、新緑の森を楽しめた。これはこれでいいもんだ。


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