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9/10 快晴、常神半島(福井)

この週末は良い天気だ。土曜日は琵琶湖で夕方カヤック、日曜日は常神半島を漕いだ。

土曜日は夕方の琵琶湖に出かける。二週間前にも夕方カヤックに出かけたが、風が強くて散歩というよりマジ漕ぎになっていた。この日は風がそよそよ吹いて気持ち良く、穏やかな琵琶湖を楽しめた。さくっと1時間ほど漕いでから小屋に戻った。

日曜日は1年ぶりに常神半島を漕ぐことにした。このところ小浜の海をよく漕いでいて、そこから眺める常神半島の景色がよいのである。半島との中間あたりに浮かぶ岩礁のような島、千島が気になっていた。

早朝、ウィスパーを積んだ軽トラで常神半島へと走る。千島に行くには先端の常神ではなく、半島中部の浜から出艇するのがよさそうだ。道路沿いの浜を偵察しながら軽トラを走らせ、良さげな出艇場所を探す。適当な浜が見つかった。

出艇準備をしていると、アウトリガーのついたリジット艇の方から突然声をかけられる。この近くで釣りをしていたとのこと。話を聞けば相当なベテランカヤッカーみたいで、対馬から韓国への横断の際にホライズンの尾崎さんと出会ったこともあるらしい。常神でも20年近く遊んでいるということだ。

しばらく会話を楽しんでから、8時過ぎに出艇。穏やかな海を千島を目指して漕ぐ。30分ほどで着くかなと思っていたが、なかなか近づかない。結局一時間近くかかって千島に着く。ただの岩礁かと思っていたが、けっこう大きな島だった。

渡船で渡ってきた釣り客がたくさんいるので、岸には近づけない。遠巻きにぐるりと島を回ってから、北の御神島へとバウを向ける。弱い向い風の中を漕いで、島の南西部の浜に上陸休憩。海水浴シーズンが終わっているので、誰もいない。

少し休んでから御神島を時計回りに回る。いつ来ても立派な島だなあと思う。島の北側の洞窟探検でもと思ったが、釣り人がいたのでパス。

そのまま湾を横断して常神岬へと渡った。岬からしばらく東方向に海岸線を漕ぎ、敦賀半島の見渡せる浜でランチタイム。このあたりは上陸できそうな浜があまりない。

もう11時前。ここから引き返す。北西からのうねりで岩礁近くは三角波で漕ぎにくい。半島と御神島の間の水路に入ると、斜め後ろからの波でバウを回される。御神島の沿岸にはどこかのシーカヤックツアーのグループが漕いでいた。

水路を斜めに横断して1時間ほど前に上陸した御神島の浜に再上陸。休憩した時、浜に置き忘れた地図を無事に回収。よく知っている場所でも地図と照らし合わせながら漕ぐのが好きなのだ。

ここから常神半島側に戻り、岸近くの定置網を避けて海岸線から少し離れたところを漕いだ。単調で我慢の漕ぎ。12時半ごろ、やっと出艇した浜に戻った。

20kmほどのツーリング。朝に出会ったシーカヤッカーがちょうど帰る準備をしていた。少し話をすると、昔カサラノも所有していたとのこと。こんなところでFeathercraftの先輩にお会いするとは思わなかった。

さくっと撤収し、世久見や食見の海岸線を偵察しながら小屋に戻った。内外海半島から常神半島の間は、原発銀座の若狭湾では唯一原発のない海岸線だ。海水浴シーズンを避ければまだまだ楽しめそう。


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