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10/5 初めて伊吹山(滋賀)

滋賀県最高峰の伊吹山に初めて登った。登山口からの標高差が大きく、予想外に登りごたえのある山だった。

10月の三連休、寝たきりになっている父親がいよいよ弱ってきて、遠出を計画できない。何かあったらすぐ駆けつけなければならず、せいぜい小屋の周辺でウロウロするのがやっとなのである。

三連休の中日、快晴で爽やかな天気だ。奥さんも小屋に来ていたので、どこか近場の山歩きでもと考え、伊吹山に登ることにした。ここなら何かあっても対応できる。

朝7時前、小屋を出る。琵琶湖の北側を経由して登山口へと向かう。8時前に登山口の上野に着いた。登山者が多く、駐車場所がなかなか見つからない。なんとか登山口近くの有料民家駐車場に停めさせてもらう。

それにしても登山客が多い。秋の三連休、しかも晴天の登山日和とあっては仕方ない。さすが百名山と妙に感心してしまう。このところ誰一人歩かないような藪山ばかり歩いていたので、完全なお上りさん状態だ。

入山協力金を払い、登山届を提出して登りだす。以前はロープウェイが三合目まで運行されていたらしいが、今は運行されていない。標高220mからのスタートだ。スキー場跡の一合目までは樹林の中を登る。

一合目から三合目まではスキー場のゲレンデ跡を大汗をかいて登った。三合目が近くなると、山頂台地まで見渡せる。たくさんの人が急な登山道を登っていた。

三合目でしばらく休憩してから、山頂に向けて歩き出す。「花の伊吹山」と言われるだけあって、色とりどりの秋の花があちこちに咲いている。

5合目の小屋のあたりに弥高尾根道への分岐があるはずだ。下山時に使えないかと考えていた。でも道標もなく、分岐は見つからなかった。下山時に確認しようと登り続ける。

6合目の避難小屋を過ぎるとつづら折りの山道だ。登るにつれ、急になってくる。下を眺めると琵琶湖が雲の切れ目から見えて標高の割には高度感がある。

やっと9合目。ここからは山頂台地で山頂までは緩やかな道。山頂付近は食堂や神社があって賑わっている。さながら観光地の様相。車道が近くまで上がっているからか。

静かな場所を求めて山頂周遊路に入った。途中の小高い丘で菓子パンのランチ。ガスが吹き上げて1000mちょっとの山とは思えないような景色だ。

昼食後、周遊路をそのまま駐車場まで下る。紅葉が始まっていてきれいだ。カモシカが草を食んでいた。駐車場にはたくさんの車が停まっていた。

駐車場を抜けて西登山道を歩く。こちらは観光客が列になって歩いていた。30分ほど歩くと正面登山道の分岐。ここからは一気に5合目まで下った。

奥さんに休憩してもらい、弥高尾根への分岐を探した。踏み跡らしきものを見つけたが、藪がひどくて難儀しそうだ。今回は諦めて奥さんのところに戻った。

スキー場跡を抜け、岩ゴロゴロの樹林の道を下ると、木々の間に登山口の集落が見えてきた。午後3時過ぎ、琵琶湖の反対側の山小屋へとクルマを走らせる。

伊吹山は日本百名山のひとつである。日本百名山というカテゴリーにこだわってはいないが、登りたい山を登っていたら、けっこうな数の百名山の山に登っていた。確かに良い山が多い。

登った百名山を数えてみると、この日までに79座登っていた。その中には気に入って何度も登った山もある。しかし伊吹山には魅力を感じなかった。石灰岩の採掘のために無残に削られた山肌、山頂近くまでドライブウェイが通じているのも気に入らず、これまで登ったことがなかった。

実際に登ってみて、なかなか良い山だと思い直した。自分の先入観、思い違いを恥じることになった。


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