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10/23 山小屋日記、迷惑な台風

10月は雨続き、おまけに強烈な台風の襲来で散々な目にあった。

前日から雨が降り続いていた。風も次第に強くなり、木立が大きく揺れていた。土曜日の午前のうちに水害対策を進めておいた。大雨になると小屋の裏手の排水溝がいつも溢れてしまうのだ。溝に流れ込んだ落葉で排水パイプの入口が詰まり、水が流れなくなるのが原因だった。

ひと月ほど前に台所用のザルを排水パイプの入口に被せていた。ちゃんと固定されているか確認しようと排水枡の蓋を開けると、大きなカエルがザルの上に乗っていた。どこから入ったのだろうか?

今回はさらに溝の山側に園芸用の土留め板を設置。プラスチック製で20枚980円の安物だ。これで雨水とともに流れてくる落葉の流入を少しは防げるはずだ。

葉っぱが溝に入らないようにクレーチング(格子状の蓋)も設置したかったが、目の細かいものは1mの長さで5千円もする。一つだけ試しに購入し、溝に設置した。うまく機能するようなら少しずつ買い足していけばいい。

これだけの対策で溝は溢れなくなった。けっこうな降りでも水は安定して流れている。雨は翌日曜日も降り続いたが、それでも排水溝が溢れることはなかった。これで台風対策は万全と思ったが、甘かった。

風が強くなり始めた。小屋前のクヌギの枝が大きく揺れている。今にも折れそうだ。暗くなってからも強風が吹き荒れた。排水溝を見に行ったが、こちらは大丈夫そうだった。

衆議院選挙の開票速報と台風情報を交互に見ながら夜が更けていった。日付の変わるころ、突然灯りとテレビが消えた。スマホで確認すると、いろんな場所で停電になっているようだ。諦めて床に就く。

台風は前夜のうちに通り過ぎていたが、朝になっても雨は降り続いている。風もけっこう吹いていた。小屋の周辺を偵察に行く。なんと小屋から道路に繋がる林道に大きなクヌギの木が横たわっている。これでは車を出せない。さらに進んでいくと国道に出るまで何本も樹木が倒れ、道を塞いでいた。

このままでは小屋から脱出できない。チェーンソーを携えて倒木の撤去に向かった。近くの集落の土木屋さんが小さな重機を出してくれた。こちらは枝をチェーソーで落としていく。細めの倒木は重機で道の脇にどけてもらう。

近くの別荘のご主人と協力し、お昼過ぎまでかかって小屋近くの倒木も処理した。とりあえず車が通過できるようになった。雨が降り続いているので本格的な処理は翌週にせざる得ないが、少なくとも買い物などには行けるようになった。

森の被害を偵察に行く。あちこちで木が倒れている。せっかく倒木などを整理してきれいにしたのに、またやり直しだ。後で知ったのだが、この日の未明に高島市では風速34.4mを記録したということだ。

雨も多かったので、普段水が流れない場所にも水が流れていた。これまで雪に閉じ込められても、大雨で小屋の裏手が水浸しになっても、わりと呑気にやり過ごしてきた。山の中で暮らすのに苦労はつきものと思っていた。しかし、今回ばかりはちょっと気弱になった。一人では何もできないということを思い知った。


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