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3/18 山小屋日記、冬終い

暖かさを超えて暑く感じるくらいの気温になった。木々の芽吹きが進み、デッキ上に設置した巣箱にはヤマガラが巣づくりを始めた。冬囲いを片づけ、軽トラのタイヤを交換する。

前日の土曜日はちょっとした用事があり、夕方に小屋入り。雪などかけらもなく、春爛漫といった雰囲気だ。天気も良く、夕暮れの景色をゆっくり楽しんだ。さすがに夜は冷え込み、薪ストーブに火を入れる。

日曜日も朝から快晴だ。スキー場はわずかなコースしか滑れなくなっているし、久々に琵琶湖でカヤックでも漕ごうかなとも考えた。だが、待てよ。まずやらなければいけないことがある。冬囲いの撤去だ。つい遊びを優先してしまい、大事なことがいつも後回しになりがちだ。

小屋裏の柵に立てかけた合板を片づける。簡単な雪囲いでも屋根からの落雪が小屋の外壁に押し寄せるのを防いでくれた。やっと薪棚が顔を出して、薪の整理ができるようになった。寒かった今年の冬は薪の消費量が多かった。すかすかになった薪棚を整理して、新たな薪を割り、来年の冬に備えなければいけない。薪ストーブしか暖房器具のない小屋には最も大切な作業なのだ。

小屋で一休みしていると、ヤマガラの鳴き声がする。水浴びにでも来たのかなと外を眺めると、デッキの柱に設置した巣箱にせっせと何かを運んでいる。巣穴に入る時に落としたものを見ると、苔のようなものだった。どうやら巣づくりを始めたみたいだ。観察していると、5分くらいごとに苔を運んでくる。巣箱に入ってからコンコンと木をつつく音が聞こえた。

過去2年、木立に設置した巣箱にヤマガラが巣づくりをして子供たちが巣立っていった。今年はどうだろうか。静かに見守りたいと思う。

午後は軽トラのタイヤを交換した。タイヤのローテーションをしながら車付属の簡単な工具で作業した。ほぼ二ヶ月間、軽トラは雪に埋まり動かせず、冬タイヤで運転したのはごくわずかだった。

夕方、小屋でくつろいでいると、小屋裏を何かが横切っていく。よく見るとキツネだった。窓越しに眺める自分を気にもせずに悠然と横切っていった。二年前の春、小屋の近くでキツネが子どもを産み、子育てをしていた。その時の子どもだろうか。

小枝の先の芽も日に日に大きくなり、中には小さな葉を出している木もある。箱館山山麓の森にも本格的な春がやってきた。


コメント
ご無沙汰です。
もう一ケ月以上、ブログが更新されていないのでメールした次第です。
この3月に退職して、お二人でイタリアでもうろうろしているのではないかと推察しています。報告ブログを楽しみにしています。
間違っていたら、ごめんなさい。
  • NOGUCHI
  • 2018/04/25 8:27 AM
コメントをありがとうございます。
実は子育て真っ最中でブログを更新する時間がないのです。
アウトドアのお供に育てようと子犬をもらったのですが、これが予想外に手がかかり、悪戦苦闘の日々です。イタリア旅行どころか、小屋を数時間あけることすらできないでおります。
もう少し落ち着いたらブログで報告しようと思います。
  • ts
  • 2018/04/25 9:40 PM
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